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2016-08-10

《九州の醤油》どうして甘いのか??

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猛暑日が続き、打ち水をしてもすぐに蒸発するような暑さの、福岡市南区はタケシゲ醤油でございます。

今日は醤油の話をしてみましょう。

 

みなさんは「九州の醤油」ってどういうイメージがありますか?

この問いに対して、

 

「九州の醤油は甘い!

 

と多くの方が答えられると思います。

 

 

九州の人からすると普通でも、全国的に甘い醤油というのは珍しいとのこと。

さて、そんな九州の醤油。なぜ甘いのか??その理由は主に3つあると言われています。

 

①鎖国政策

時代は遡り、江戸時代。鎖国政策で唯一の貿易窓口だった長崎の出島に輸入された砂糖は、

九州を横断する長崎街道を通って、本州へ渡りました。そのため、長崎街道は「シュガーロード」

と呼ばれ、沿道の地域には砂糖を使用した料理やお菓子が多くあります(現在でも多くのお菓子屋さん

があるそうです)。

長崎では、砂糖をたくさん使った甘い食事が裕福の象徴であり、甘いお料理でもてなすことが

接客の基本だったそうで、当時贅沢品だった醤油にも砂糖が入ったそうです。

 

②温暖な気候

温暖な気候ほど甘いものへの欲求が強くなると言われています。九州は一人当たりの砂糖使用量が

全国平均よりも10~20%ほど多い地域で甘党の地域なのです。

九州内でも南に行くほど甘い味つけになります。逆に東北など寒冷地では塩辛い味が好まれるそうです。

 

③新鮮な魚介類が豊富

九州はすべての県が海に面しており、新鮮な魚介類を食べる事が出来る地域です。獲れたての魚の

旨味と甘みを引き立たせるために甘くしたそうです。魚の塩分とのバランスを取ったのかもしれませんね。

また、漁師さんが「塩分はいつでもとれるけど、糖分はとれない」という理由から砂糖を入れた醤油を

持って漁に出たとの説も。

 

 

昔からの地域性や歴史が作り出した味なんですね。九州以外の方はなかなか食する機会がないかも

しれませんが、使ってみたら違う世界が広がるかも知れませんよ!

 

 

 

 

 

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