ストアブログStore Blog
猛暑日が続き、打ち水をしてもすぐに蒸発するような暑さの、福岡市南区はタケシゲ醤油でございます。
今日は醤油の話をしてみましょう。
みなさんは「九州の醤油」ってどういうイメージがありますか?
この問いに対して、
「九州の醤油は甘い!」
と多くの方が答えられると思います。
九州の人からすると普通でも、全国的に甘い醤油というのは珍しいとのこと。
さて、そんな九州の醤油。なぜ甘いのか??その理由は主に3つあると言われています。
①鎖国政策
時代は遡り、江戸時代。鎖国政策で唯一の貿易窓口だった長崎の出島に輸入された砂糖は、
九州を横断する長崎街道を通って、本州へ渡りました。そのため、長崎街道は「シュガーロード」
と呼ばれ、沿道の地域には砂糖を使用した料理やお菓子が多くあります(現在でも多くのお菓子屋さん
があるそうです)。
長崎では、砂糖をたくさん使った甘い食事が裕福の象徴であり、甘いお料理でもてなすことが
接客の基本だったそうで、当時贅沢品だった醤油にも砂糖が入ったそうです。
②温暖な気候
温暖な気候ほど甘いものへの欲求が強くなると言われています。九州は一人当たりの砂糖使用量が
全国平均よりも10~20%ほど多い地域で甘党の地域なのです。
九州内でも南に行くほど甘い味つけになります。逆に東北など寒冷地では塩辛い味が好まれるそうです。
③新鮮な魚介類が豊富
九州はすべての県が海に面しており、新鮮な魚介類を食べる事が出来る地域です。獲れたての魚の
旨味と甘みを引き立たせるために甘くしたそうです。魚の塩分とのバランスを取ったのかもしれませんね。
また、漁師さんが「塩分はいつでもとれるけど、糖分はとれない」という理由から砂糖を入れた醤油を
持って漁に出たとの説も。
昔からの地域性や歴史が作り出した味なんですね。九州以外の方はなかなか食する機会がないかも
しれませんが、使ってみたら違う世界が広がるかも知れませんよ!
試してみたいけど、なかなか勇気が出ない。そんなアナタにぴったりな商品がコチラ。
タケシゲ醤油の濃口醤油100mlシリーズ!!(画像は人気№1の富さんです)
なかなか勇気が出ないアナタの背中を、そっと優しく後押しする100mlシリーズ。
お試し用に、プレゼント用に、お土産用に、食卓で愛する人と甘い時間を過ごす用に、いかがでしょうか!!
(最後は見え見えの宣伝)
↓↓オンラインショップの醤油ページはコチラ↓↓
http://takeshige-shoyu.shop-pro.jp/?mode=cate&cbid=1740091&csid=0